◆江戸無外流とは
◆江戸無外流系譜
◆無外流居合が登場する小説など
辻家祖辻伊賀守から七代目の辻兵内(後の辻月旦資茂)が江戸の地で無外流の道場を開いたことから始まる。江戸本家家元に伝わる江戸無外流は常陸国鹿島より伝わる山口流剣術と新田宮流より伝わる自鏡流の居合兵法を融合した実践的な居合です。
江戸無外流の系譜は、
初代 流祖辻月旦資茂(江州甲賀郡馬杉村、享保12年6月23日没 享年79歳)
二代目 辻右平太(江州甲賀郡馬杉村、寛保2年10月16日没 辻月旦の甥)
三代目 都治記摩多資英(武州多摩群、宝暦11年正月28日没、神官猿渡豊後の長男、後に辻月旦の養子)
四代目 都治文左衛門資賢(武州豊島群、天明7年7月15日没、都治記摩多資英の嫡子)
五代目 都治記摩多源資幸(武蔵国豊島群、文化9年8月26日没、都治文左衛門資賢の嫡子)
六代目 都治文左衛門資信(土州、文政5年8月20日没、山内家家臣資幸の養子)
七代目 都治金市郎嘉重(土州、文政7年8月7日没、土佐藩山内家家臣資信養子)
八代目 都治喜摩多源茂岡(安政6年7月6日没)
九代目 都治啓作定為(死亡年月不詳、安政6年12月父跡目そのまま文久2年3月20日以後家芸御免とし道場を閉める。慶応2年8月17日山内容堂公御馬回り役を任ぜられ以後行方知れず。)
江戸本家江戸無外流は九代をもって絶えました。
その後再興されることなく近年まで来ました。江戸に伝わる無外流を再興するために古流無外流、山口流剣術、自鏡流居合、津田一伝流、一刀流、神道流、その他の武芸の研究と修業を重ね、無外流中興の祖である第11代宗家(姫路系)中川士龍先生のご家族から譲り受けた奥義、遺品とお手書きの資料を基に平成の世に江戸無外流を再興しました。
尚、第11代中川士龍申一先生は代を継承することなくこの世を去りました(昭和56年1月2日享年86歳 龍翁院申道一剣居士)。代を継承しない理由とその強い意志はご家族あての手紙の中で熱く語られています
。
「剣客商売」(けんかくしょうばい)は、池波正太郎による時代小説。「鬼平犯科帳」や「仕掛人・藤枝梅安」と並ぶ池波正太郎の代表作である。
全16巻の単行本は2004年2月時点で1800万部以上が出版され、テレビ・舞台・漫画化されている。
無外流の老剣客、秋山小兵衛(あきやま こへえ)を主人公とし、小兵衛と後添いのおはる、息子の大治郎、女剣客の佐々木三冬らが、江戸を舞台に様々な事件に遭遇し活躍する。
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
〒102-0073
東京都千代田区九段北1-7-8
関山ビル2F
TEL/FAX 03-6261-2256